DENIM is GOODENOUGH(^^)

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denim aging report!

エイジングバトル準備2 糊落とし!!

こんばんは!

今年も2ヶ月を切りましたね。
今年のうちに準備しておく事、第2段!!

2016年エイジングバトルに向けて今回は「糊落とし」です。

いわゆる儀式ってやつですが、洗濯方法などと同じで、
「人それぞれ」ですよね。
僕は「絶対この方法でやる」って事はないです。
メーカーのお勧めや、ショップのお勧めなんかを参考に、
毎回「いい加減....」にやってます。

今回はbridge 3rd の儀式とほぼ同じレシピで行いました。
RESOLUTE林さんのデニム道場を参考に。

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まずは、裏返してミミをアイロンでしっかり開いておきます。
ミミのアタリ命なので、絶対閉じて欲しくないので。
効果があるのかは分かりませんが、気持ちの問題ですね。

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ウチの給湯器の最高温度60度のお湯に裏返しのまま浸けます。

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棒などを使って中の空気を押し出します。

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しっかり浸かっている状態で30分放置プレー!

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反対向けて、空気を押し出して、

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また30分放置プレー!

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トータル約1時間お湯につけました。

開いて、棒などで軽く押し洗い。
まだまだ「押すなよ!押すなよ!」ってくらいの温度。
やけど注意。

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こちらもひっくり返して軽く押し洗い。
お湯の色も緑がかった青い色に。
写真では濁ってるだけにしかみえませんね.....。

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その後裏向けのまま洗濯機へ。
DENIME のジーンズ用洗剤を使って通常コースで洗いました。

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洗濯終了後、コインランドリーへ。
裏向けのまま高温50分乾燥!!

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無事終了!!

生地が良い感じ。
乾燥機に入れてるので少し柔らかい仕上りですが、
ゴワゴワ、デコボコしています。
それでいて良い意味で軽い感じ!

最近、生地の事を教えてもらえる機会があって、
とても勉強になりました。

通常のセルビッチデニム14ozの場合
経糸(たていと、デニムの場合ブルーの糸)7番、
緯糸(よこいと、デニムの場合生成りの糸)6番、
で織り上げると約14ozになるそうです。
7番や6番って言うのは糸の太さで、
数字が小さいほど太くなります。

この1003 XXの場合、
7番×7番なので、
緯糸を細くして13.5ozにしているようです。
逆に1003 S XXの場合、
6番×6番なので、
経糸を太くして14.5ozになってるようです。
もちろん緯糸の打ち込みの密度にもよりますが、
ギュウギュウに打ち込んで張りを出したり、
あえて打ち込み過ぎない事で得られる穿き心地などなど.....。

糸の太さ、撚りのかけ方(強撚糸、甘撚り)、
織る時の経糸のテンション、緯糸の打ち込み密度e.t.c

とてつもない選択肢のなかからオリジナルの生地を作り出すようです。
リーバイスのレプリカを作ってるブランドでも同じ生地は無いですし、
リーバイスの生地自体も時代で変わってる訳ですし。

ただこの生地を織れる力織機は近い将来必ず無くなっていく物だそうです.....。
僕が生きている間くらいは大丈夫でしょうけど。

という事で、それだけ拘って作ってる生地なので個人的感想、
「すごく好き」です。
bridgeの生地もRESOLUTEの生地も
「すごく好き」です。

拘りが僕に伝わってくれば「すごく好き」になってしまう惚れっぽい男です。

おっと、かなり脱線............。


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乾燥機でビシッっと折ジワがついてます。


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レザーパッチ、
縮みや硬化はないですが、シワが増えました。

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準備1でカンドメを解いた赤タブは、
早速丸まってます!

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オリジナルの裾
細かいウネリが出てます。

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来月、エイジングバトル準備3ではいよいよ裾上げレポです。
4人とも別のお店や人に依頼します。
善し悪しを決めるのではないですよ!!
どんな違いが出るか知りたいだけなんです。

ではでは、です。