DENIM is GOODENOUGH(^^)

DENIM is GOODENOUGH

denim aging report!

インディゴ物語!!

こんにちは。

朝晩は涼しくなりましたね。日中は暑いですけど。

さて、本日は神戸ファッション美術館で開催中の
「インディゴ物語 藍が奏でる青い世界」に学校から見学に行かせてもらいました。

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当たり前と言えば当たり前なんですが、撮影禁止でした....。
言葉でどこまで伝えられるかは、微妙ですが神戸ファッション美術館のリンクページを
参照して下さい。
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展示内容は各国の歴史や文化によって、同じ藍染めでも様々な発展をしていました。
印象的だったのは中国苗族(ミャオ族)の衣装でした。
苗族の衣装は藍染めを施した布を木槌で叩き光沢を出した物がありました。
まるで、パラフィン加工したような表情でした。

もちろん日本の藍染めも展示してありました。
足袋や、草履なども江戸時代には藍染めされていたようです。

さて、インディゴと言えばジーンズですよね。
オールドのLEVI'Sでも展示してないかな?って思ってたんですが、ありませんでした。

しかし、ジーンズもありました。
日本で初めて天然インディゴ染めのジーンズを創ったブランド、
「ダルチザン」のジーンズが1979年から2006年までの物が12本展示してありました。
田垣繁晴氏がデザインをしていた頃の作品でした。
1979年、日本には存在しないと思われていた力織機を復活させ、日本で初めてミミ付きの
デニムを織り、1983年には徳島の蓼正藍染めのジーンズを発売され、
世界で一番高価なジーンズと言われていました。

田垣さんについて驚いた事が、いくつかありました。
バリバリのジーンズ好きが嵩じてレプリカジーンズを創ってたのかと思ってましたが、
銀行員を辞め、ヨーロッパでデザインを学ばれたそうです。

基本こそ501っぽい感じですが、完全復刻などではなく、完全なオリジナルジーンズだと
思いました。

現在、田垣さんは故郷の但馬(たじま)で執筆活動や犬のオブジェなどを制作されているようです。
ちなみに但馬は私の住んでる所のお隣なんです。
こんな近くに住んでらっしゃるとは、驚きでした。

大御所レプリカジーンズのブランドですが、残念ながら一本も所有していませんが、
いつかは穿いてみたいジーンズの1つです。

結局、ジーンズのお話になりました....。

では、ではです。